ファスティング!後編

こんばんは

お疲れ様です。

さて、本日は昨日の続きからいきますね。

昨日は、ファスティング(プチ断食)とは、何なの??ってお話でしたよね。
今日からの方は、昨日のブログ見てみてください(笑)

では、早速本題に


プチ断食の方法

では、気になる方法について触れていきましょう! ここでは、プチ断食の〈前〉〈最中〉〈後〉に分けて説明していきます。


①プチ断食の〈前〉

プチ断食には1~2日ほど「予備断食」という準備期間のようなものが必要です。スポーツの前の柔軟体操のように、食べる量を段々減らしていくことで胃を慣れさせようということですね。では、その予備断食中は何をすればいいのでしょうか?


<朝食&昼食>

量はいつもの8割程度に抑えるようにしましょう。この期間はフルーツ・野菜をメインに、高カロリー・高脂質なものはタブー。例えばバターたっぷりの食パン、丼ものなんかはやめた方が良いです。+小麦・カフェイン・スイーツは1~2週間前くらいから(できれば)控えた方がなおGOOD

お酒も我慢!
この期間は消化にいいものをゆっくりと食べ、断食に向けてしっかり準備してください。

<夕食>

とうとう断食前最後の食事です!

朝食、昼食はいつもの8割でしたが、夕食はいつもの半分程度に減らしましょう。
そして、寝る前の3時間は何も摂らないのがポイント。

ただし、翌日からのデトックス効果を高めるため、水分は意識してたくさんとっておいてくださいね


②<プチ断食中>

いよいよ断食スタートです。水以外何も口にしない!という人もいれば、ハーブティのみ、野菜ジュースはOKという人もいます。個々人でルールを決めておきましょう。確実に守らなければいけないのは「水分を多くとる」ということ。1.5リットル以上は水を飲むようにしてください。水の種類は問いませんが、特に「純水」がおすすめです。

「1日が非常~に長く感じる」という声もよく聞きます。
が、そんな時、空腹感を抑えるには塩をなめるのが効果的ですよ!


③<プチ断食後>

プチ断食が終わったからといって、すぐに通常食に戻してはいけません。
予備断食がウォームアップだとすれば、クールダウンが必要。

つまり、「回復食」を摂取しなければならないのです!

断食をすることによって、臓器は休んでいる状態です。
そこから徐々に慣れさせるため、最低2~3日間かけて消化に良いものを食べることが必要になります。


☆回復食におすすめの食べ物☆

回復食に適した食品を表す言葉があります

「まごわやさしい」


です!!!

ま:豆類、納豆、豆腐
ご:ごま、ナッツ
わ:わかめ、もずく、めかぶ、海藻
や:野菜
さ:良質な魚
し:しいたけ、きのこ類
い:芋、穀物


最後は、注意してほしいことをお伝えします。

1.プチ断食をしないほうがいい人

誰でもプチ断食ができるわけではありません。例えば中学生以下の子どもは高栄養価を必要とする時期のため断食は避けるべきですし、薬を常飲している方も(胃を休めることができないので)やめた方が良いでしょう。その他、体重が著しく軽い方(男性なら40kg以下、女性なら35kg以下)や妊娠中の方、体調に心配がある方は医師との相談の上取り組むべきだと言われています。

2.好転反応が起こります!

断食をすると「好転反応」が起こります。

この好転反応は、頭痛やだるさ、眠気、下痢といった症状のことを言います。
この好転反応が出ると、驚いて断食をやめてしまう方が多いのですが……実は、好転反応は体に良いものなんです。というのも、好転反応は老廃物や毒素を排出する過程で起きているものだから。

「あぁ、老廃物が出て行っているんだな」とポジティブにとらえ、その期間は耐えましょう。

症状が起こって1~2日目には消えているでしょうし、プチ断食を繰り返すことで、好転反応は出なくなるそうです。

3.断食後のお通じ・・・「宿便」

断食後のお通じについても知っておかなければなりません。
「宿便」というのは腸の内側にこびりついた汚れのようなもので、普通の便よりも真っ黒でくさいものです。この宿便を放っておくと、便秘をはじめ、吹き出物・肩こり・食欲不振などを引き起こします。

そして、たまった老廃物が腐敗して大腸ガンの原因となったり、非常に厄介なことになります。そんな厄介者ですが、断食をすれば前述したデトックス効果により、スッキリととれるようになるのです。

4.プチ断食中の睡眠

出来るだけ、睡眠はしっかりとってください。
体は睡眠中に調子を整え、酵素を生み出します。
予備断食をしている期間から十分な睡眠を心がけましょう。

また、好転反応の1つに「眠気」がありますが、日中の眠気に悩まされている方は、プチ断食をすることで劇的に改善する見込みがあります。脳が使うエネルギー源は基本ブドウ糖ですが、断食中にこのブドウ糖を使い切ってしまうとエネルギー源はケトン体(脂肪を代謝して作られるもの)に変わります。この状態は脳が非常にリラックスでき、脳が活性化し集中力も高まっている状態と言われています。

これが睡眠の質向上に関係しています。

断食後は日中の眠気がとれたり、睡眠時間が短くなったりしますが、自然な変化なので不安に思わなくても大丈夫です。

5.プチ断食中の運動

プチ断食に慣れてきた方がやりがちなのが、断食中の運動です。

ストレッチやウォーキングなど適度にリフレッシュできて体を動かす程度なら問題ありませんが、激しい運動は避けてください。無理に運動すると低血糖の症状(動機、冷や汗、手足に力がはいらない、ふるえ、意識障害etc)を起こすことがあります。
食べ物によって糖質を入れていない断食中は特に、血糖値の急激な低下には細心の注意を払う必要があります。

6.プチ断食中の入浴

入浴は普通にしてもOKですが、のぼせやすい体になっているため長風呂やサウナは避けるが吉。
半身浴がおすすめです。また、アロマオイルなどでリラックスしながら入るのも良いでしょう。
注意すべきなのは、入浴前後に水分をしっかりとることです。


上記の点を、理解の上トライしてみるといいですね!!

では今日は、このへんで

ありがとうございました